私は入行してから今まで
大阪で法人営業を担ってきました。
初めは地元に根づいた中小企業のお客さまを
200社ほど担当した後、
現在は難波法人営業第一部に所属し、
中堅企業から大企業の
多種多様なお客さまを担当しています。
私自身が就職活動をしていた時に、
法人営業と聞くと、
「融資」をする業務という
イメージが強くありました。
しかし法人営業に携わる内に、
それはあくまで手段の一つであると
感じるようになりました。
様々な業種、様々な規模、様々な歴史、
様々なカルチャー、同じ企業は存在しません。
そのお客さまの潜在的なニーズを掘り起こし、
次の成長に向けた解を導き出していくのが
私たちの仕事。
そこには制限はありません。
時代の変化に伴い、お客さまのニーズは
目まぐるしいスピードで変化しています。
決算書を始めとする様々な資料や
リソースを使って仮説を立て、
多面的な切り口から幅広い議論を行い、
そのお客さまにとって
ベストなソリューションを生み出していきます。
M&A、事業承継、ファンドの活用など
経営資本の根幹に関する課題への
ソリューション提案や、
不動産、証券分野など
グループ会社との連携を活用する
金融サービスも多彩ですが、
そのような金融サービスを超えた、
人材、広告、サステナブル、IT、農業など
一見異業種とも思える業界を切り口とした
ソリューションの提案も行うことができます。
自分次第でどこまでも
提案の幅を広げることができる、
そのフィールドがSMBCの法人営業にはあります。
SMBC自体が会社として
様々な異業種との連携や
非金融分野における子会社の設立、
サービスの立ち上げなども展開しています。
興味があるみなさんにはぜひ、
人材、広告、サステナブルをはじめ、ITや農業、
その他にも様々なキーワードでSMBCの
新たな取り組みを調べてもらえればと思います。
法人営業担当者として、日々、
お客さまと向き合う中で強く感じているのは、
日本企業としての良さを残しながら、
グローバル市場で成長することを目指す
お客さまが数多く存在すること。
文化や商習慣、法律の異なるマーケットに挑む
お客さまを支援するために、
我々も現地に根ざした支援を展開しています。
世界中のグローバルバンクと強靭な繋がりを持ち、
各地に拠点を構えながら
現地に精通するスペシャリストが在籍する、
歴史ある邦銀であると同時に
真のグローバルバンクへと歩みを進めている
SMBCもまた、
お客さまと共に成長し続けています。
お客さまに頼りにして頂くことの積み重ねが
真の信頼関係に繋がり、
その信頼関係があってこそ
共に成長を目指すことができる。
それはフィールドがどこであっても同じです。
一つ一つのお客さまの成長の先には、
次世代日本経済の発展がある、
そんなロマンを感じて仕事をしています。
近年、凄まじいスピードで
デジタルテクノロジーが発展する中では、
「人だからこそできること」を、いかにして
提供できるかが価値となってくる時代です。
その中で私が大切にしているのは、
「どのような時も誠実に向き合うこと」、
「歴史や過去を理解した上で、
前例踏襲をしないこと」です。
お客さまの歴史や過去、
そこには数多くの人の汗があり、思いがあります。
法人営業の仕事は決して単発的な仕事ではなく、
100年以上の歴史を持つお客さまと
長くお取引をするような仕事です。
長きに渡るお取引の中には、
お客さまとの様々な関係があります。
その一つ一つには必ず理由があり、
それを理解した上でお客さまの「今」と
「これから」のニーズに沿った
ソリューションを組み立てる。
その判断基準はいつも
「お客さまのためになるかどうか」
だと思っています。
よく学生のみなさんに
「今までで一番チャレンジした案件はなんですか?」
と聞かれることもありますが、
そのとき私はいつも
「毎日がチャレンジ」とお答えしています。
前例踏襲で考えず、
常にお客さまの最新のニーズに応えることは、
新しいことの連続です。
SMBCで共に働く人は、自身の軸を大切に
何事にも全力で取組む人が多いと感じています。
そんな環境の中で刺激を受けてこそ
成長することができます。
もちろん大変なこともありますが、
それ以上に達成感を感じる瞬間があることが
この仕事の醍醐味だと感じています。
幼少期から打ち込んでいたのはピアノを弾くこと。
習い事の一つとして始め、
いつの間にかのめり込み、
音楽の道に進むことも考えた。
そんな私が今、こうして銀行で法人営業。
人生って面白いですね。(笑)
人生の岐路での選択の際、
常に私が抱いていたのは、
自分自身の選択肢を狭めたくないという想いです。
社内外で熱い想いを持った人と仕事ができる、
そんな環境で挑戦してみたいと思い
SMBCに入行しました。
幼少期から打ち込んでいたピアノと
銀行員の仕事は全く繋がりがありませんが、
答えが一つではないことへのアプローチや、
自分が拘りをもって打ち込み、
その過程で身に付いた力は、
今、活かすことができていると思っています。
仕事は、企業と企業という面もあるのですが、
最後は人と人だということを日々感じます。
一代で上場までされたような企業のオーナーと
経営戦略を練っていく、
その中で見られるのは、
もちろんSMBCという看板でもありますが、
最後は私という「人」だと思っています。
決して損得だけの世界だけではなく、
信頼関係が成り立っているその上にこそ
ビジネスが成り立つ、
そんな仕事を
いくつ積み重ねていけるかだと思います。
それぞれの会社は人が想いを持って創り、
継承されているもの。
その想いに触れることができるからこそ面白いし、
やりがいを感じることができる。
「人間が創っていく仕事」
ここはそのような舞台だと思います。
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。