![長屋 拓郎市場資金部[2019年入行]松村 薫リテールIT戦略部[2020年入行]花村 鴻太郎データマネジメント部[2019年入行]](../img/digupusdiscussion/tab01_name.png)
![長屋 拓郎市場資金部[2019年入行]松村 薫リテールIT戦略部[2020年入行]花村 鴻太郎データマネジメント部[2019年入行]](../img/digupusdiscussion/sp_tab01_name.png)


―「カルチャーを語ろう」において今回は、デジタライゼーション、クオンツのコース入行3名の方に集まっていただきました。入行後どのような経験をしてきたかをメインに話していければですが、まずはコース別採用に応募しようと思ったきっかけから聞かせてください。
花村:
大学時代は「人の興味と眼の動き」に関する研究をしていました。眼の動きからその人が何に興味を持っているかを知りたい、と思っていたんです。そして、就職を考えたときに思ったのが、銀行にはお金の動きに関する情報があり、その人の興味を探るデータがあるじゃないか、自分のやりたいことをもっと追求できるのではないか、と。そのデータはまだまだ活用しきれていないという話も伺って、やれることがたくさんあると考えたことがきっかけです。
松村:
私は生物系の専攻でホヤを題材に生物の発生や進化に関わる研究に取り組んでいました。私は花村さんのように自分のやりたいことが、というより、先輩内定者の方にデジタライゼーションコースのインターンシップを紹介されたことがきっかけでした。銀行は営業のイメージだったので、最初は正直合わないだろうなと思っていました。だけど、参加してみたら意外と理系の人も働ける、活躍できる場があると感じて、異分野で新しく挑戦してみたいという気持ちもあったので、応募しました。花村さんも最初からコースでの入行を考えていらっしゃいましたか?
花村:
銀行にと思ってはいましたが、僕はあまり調べていなくて、コース別採用があるのも知らなかった(笑)。人事や行員の方に教えてもらって、コースで入った方がやりたいことできると考えた感じです。長屋さんはどうでしたか?
長屋:
僕も大学院での研究は天文学で金融と関係ない分野。ただ、就職活動のときには、自分の力で勝負できる金融、しかも市場部門、マーケットに携わりたいという思いがありました。証券、保険と様々な企業を見ていく中で、いろいろできるという意味で銀行が一番、幅広いと感じたのですが、ネックは、幅広い代わりに部門もたくさんあるのでマーケットに携われるかがわからないということでした。その中でクオンツコースを知り、確実にマーケットに携われるなら願ったりだと思い、コース別採用にエントリーしました。
―コース別採用で入行した後はどのような部署で、どんな仕事、経験を積まれましたか?
花村:
コース別採用だとこれからは直でその専門部署へ、という流れになると聞いてますが、僕の時は一度、法人営業部に配属されてからでした。僕の場合はむしろ営業をやりたいと思っていたのですが、みなさんは入行後、どうでしたか?
松村:
私の場合は当初、赤坂支店に着任したのですが、1年目の10月には本部へ来たので、あまり支店経験は長くありません。ただ、早くから本部リテールIT戦略部の一員として働けたので、照会対応など基本から経験させていただき業務を学ぶことができたとは感じています。花村さんは、なぜはじめ営業をやりたいと希望されていたのですか?
花村:
やりたいと思っていたデータ分析・利活用はゆくゆくやらせてもらえるだろうと思っていたので、その前に現場を経験したかった。それができるのが銀行のいいところだと思っていました。どのくらい経験したかったかというと、渋谷法人営業第一部に所属していた入行2年目には「担当を持って営業がしたいです」と当時の部長に直談判したくらいです。そこから100社を超える、多くのお客さまを担当させていただいて、いろんな失敗を経験しました。毎日のように上司に叱られながら営業していました。でも、その時間や経験のおかげでお客さまについてはもちろん、そもそもSMBCはどんなサービスを提供していて、お客さまからどう受け止められているのか知ることができました。これは今の業務に取り組む上でも役立っていると感じています。
長屋:
僕は担当を持つまではいかなかったですが、法人営業の経験ができたことは大きかったです。本部に異動する際に営業店の部長から「営業がどんなことをしているかわかってもらえたと思う。それを活かして企画をしてほしい」と言われたのですが、その時はどう活かせるのか、正直、理解できていませんでした。しかし実際、本部で働いていると、市場部門は営業と非常につながりが強く、営業が何をしているかを理解していないとできない仕事だと実感しています。お客さまからの案件を受けて、レートを返す、その作業の中で、営業が今、何を思い、何に取り組もうとしているのか、それを想像しながら取り組めるかが非常に大切だと思いますね。
―現在みなさんは本部においてそれぞれの専門分野で働かれていると思いますが、どのようなことに取り組まれているのですか?
長屋:
僕は現在、外貨ALMグループに所属しています。ALMとは資産(Asset)と負債(Liability)の双方を一元的に総合管理(Management)することです。もっとわかりやすく言えば、負債とは調達のことであり、資産とは運用のこと。法人営業がつくっていくアセットサイドの数字に合わせて、預金とともにマーケットの動向を的確に読み取り、市場から最適な調達を行っていき、それをもとに営業に対して基準となる金利を提示していきます。1年などの長いスパンでバランスシートの計画を様々な部門と議論しながら策定しています。
花村:
ALMは大きなお金を動かしていると思うのですが、長屋さん個人として与えられている権限も大きいですか?
長屋:
僕は資金繰りを担当し、2,000億円くらいの権限をいただいて海外銀行との取引など含めた資金管理を行っています。これを入社2年目から取り組ませてもらいました。ミスをしたら決済が止まってしまう責任を背負いながら自分で考えて取り組むことで、すごく成長できたなと感じています。花村さんは?
花村:
僕はお客さまや商品の分析を通じて営業支援に取り組んだ後、現在は、ホールセール統括部や法人デジタルソリューション部とともに営業プロセスそのもののデジタル化に取り組んでいます。将来のデータの活かし方まで考えて、お客さまに商品への興味喚起を行う部分から、営業の失注管理、その後のアフターフォローなどを行えるシステムを多角的に検討しています。
松村:
ただデジタル化すればいい、ということではないですよね?
花村:
そうです。お客さまのニーズを把握し、デジタル・対面をいかに効果的に組み合わせてお客さまと接していくか、従来の対面中心の営業スタイルを前提とせず考えることで、アプローチの幅が広がると考えています。デジタルという面では松村さんはどのようなことに取り組まれてきましたか?
松村:
私はSMBCダイレクトの全画面リニューアルに関わらせていただいた後、2年目の10月からグループ会社の日本総合研究所へトレーニーとして半年間出向し、システムの開発業務も経験しました。そして、現在はSMBCダイレクトでお手続できる諸届業務の拡大や開発業務の経験を活かし安定したサービス提供をするためシステム保守案件にも携わっています。
花村:
松村さんに聞きたいのですが、僕の場合、データ分析して営業リストを作るにしてもシステムを作るにしても当行・当行グループの人が相手なので自由な発想でやらせてもらえているのですが、SMBCダイレクトは直にお客さまに接するものなので、注意すべきことも多いのでは?
松村:
はい。実際に営業店とかコールセンターを通じてお声が届くので、影響力は大きいと感じています。ただ、その声、一つひとつがより良くしていくための大切なヒントだとも思っています。また、お客さまにとって日常使い勝手のよいサービスを提供するためには、UI・UXデザインの観点からサービスを変革していく必要があります。リテールIT戦略部の特徴として、デザイナーなどの専門家も所属しているので、力を合わせながら常に改善していますね。
―働く環境、特に先輩や上司の方との関係や職場の雰囲気なども聞かせてください。
長屋:
金融業界は体育会系で、「ついて来い、見て盗め」みたいなイメージを学生時代は持っていたのですが、実際はすごく温かいなと。何もわからない状態から業務を覚えていく中で、しっかりと教えてくれる先輩が多い。それで成長につなげていけるので、割と優しい環境にいるなとは感じていますね。松村さんはどうですか?
松村:
私は情熱を持って仕事に取り組んでいる方が多いと感じています。どうすればお客さまが使いやすいか、そこが差別化になるので、想いを持って注力している方が多いなと。
花村:
グループのメンバーに特徴ってありますか?
松村:
銀行って男社会かと思っていましたが、私の所属チーム17名の半数以上が女性で、グループ長も女性です。女性もメリハリつけて働きやすい環境だなとは感じています。
花村:
働きやすいと言えば、柔軟に取り組ませてもらえる、成果のための環境を最大限用意してもらえることも大きいと思っています。先程も少し話しましたが、僕は現在、ホールセール部門のプロジェクトに取り組んでいます。そこで、データマネジメント部のフロアにも席を残しながら、法人デジタルソリューション部にも席を用意していただいて、半常駐の形で取り組ませてもらっています。
長屋:
そうなんですね。中に入り込まないとわからないこともありますし、ともに進めていくという意味でコミュニケーションも変わってくると思うので、その取り組みはいいですね。
花村:
「やるならしっかりやってこい」と後押ししてもらい、部署の垣根を超えて成果を出すために最適な環境を用意していただけるので、すごくありがたいなと感じてますね。
―コース別採用で入行し、それぞれの専門分野で働く先輩として、最後に学生のみなさんにメッセージをお願いします。
花村:
それでは、僕から。働いて感じたのは想像以上に豊富なデータがあるということ。データ分析に興味があって、ここにしかない特別なデータを触ってみたいという方には、すごくおすすめできる就職先がSMBCだと思います。これから開拓していく領域なので、これという正解がないのも面白い。各部署へのドアノック、「こういうこと一緒にやってみませんか」と入っていく社内営業から自由にやらせてもらっているので、アイデアがある人はすごく楽しめる環境だと思っています。
松村:
私は人の魅力をすごく感じています。情熱を持って、みんなで一致団結して取り組んでいく、助け合って乗り越えていく、みんなで頑張って成し遂げたいと思う人にはいい環境だと思いますね。あとこれからはコース別採用で、直に専門部署に配属みたいな流れもあると話が出ましたが、そのときでも心配しないでほしいです。良いサービスを創るには現場のリアルとか声が大事ですが、実際に営業部の方とコミュニケーションをとる機会も多いので、それを活かしてもらえれば大丈夫です。
長屋:
最後に僕がお伝えしたいのは成長です。2年目から権限を与えていただいたという話をしましたが、3年目ぐらいからはSMBCの資金繰り企画担当者を任せてもらえている。自分で考えて分析したり、他部署とコミュニケーションをとったりする中で、成長できているという実感があるので、早いうちから様々な経験ができて、成長していけるということをみなさんにお伝えしたいです。花村さん、松村さん、今日はありがとうございました。
花村・松村:
こちらこそ。ありがとうございました。
※掲載の仕事内容、役職、所属は取材当時のものです。